EV充電器の設置を検討中の管理組合・オーナー・法人の方へ

充電設備の設置ガイド

EV充電器を設置したい。
まず、何を確認すればいい?

必要な工事は、分電盤の容量や駐車区画までの配線経路で変わります。設置する建物を選ぶと、見積もり前の確認事項と費用・補助金の情報を順に確認できます。

現地調査で見るところ

電気容量と駐車場までの配線経路を確認します

最初に確認

設置する建物を選んでください

必要な工事や補助金の条件は、建物の種類と地域で異なります。

見積もりの前に

見積もりの前に、
この3つだけは確かめておく。

充電器の機種より先に、建物側の条件を見ます。ここが曖昧なままだと、安く見えた見積もりが現地調査後に大きく変わります。

  1. 01

    分電盤に余力があるか

    充電器用の専用回路を取れるか。契約容量の変更や盤の増設が必要なこともあります。

  2. 02

    駐車場まで配線を通せるか

    距離、地中埋設、コンクリート穴あけの有無が工事費に影響します。写真だけで判断しにくい部分です。

  3. 03

    電気代を誰がどう払うか

    集合住宅や法人駐車場では、個別認証、従量課金、定額制などの運用を工事前に決めます。

費用の見方

「充電器の値段」と
「設置工事の値段」は別です。

工事費を左右するのは、分電盤からの距離と配線方法です。表示金額だけで比べず、どこまでが工事範囲に入るかを確認します。

設備の種類と見積もりの考え方
設備の種類主な設置先費用の見方
200Vコンセント戸建て4.5万〜5.5万円前後標準的な工事の公開実績値
3kW・6kW壁付け充電器戸建て・小規模駐車場機器代+現地工事契約容量と配線距離を確認
認証・課金付き充電器集合住宅・事業所現地調査後に個別設計電気容量、設置台数、運用方法で変動

※200Vコンセントの金額は、ミツモアが公開する直近2年間の見積もりデータ(2026年8月24日更新)を参考にしています。建物の条件により変動します。

2026年の受付状況

補助金は、設備を決める前に確認する。

2026年の国の一般充電設備枠は、第1期・第2期とも受付が終了しています。一方、戸建て住宅充電用コンセント枠は、8月24日時点で受付中です。制度を一括りにせず、設置先ごとの受付状況と、交付決定前に発注・着工しないことを確認します。

2026年の受付状況と申請手順を見る

相談先に聞くこと

  • 申請業務はどこまで代行するか
  • 不採択時の工事費はどうなるか
  • 自治体の助成と併用できるか

一般枠の第1期・第2期は受付終了。戸建て枠も予算状況により早く終了する場合があります。本ページは2026年8月24日時点です。

01マンション

管理組合・賃貸オーナーの方

マンションは、「工事」より先に
「合意形成」を設計する。

充電器の種類、電気代の回収方法、初期費用の負担者を整理してから、総会議案にします。現地調査だけでなく、議案書の材料を提供できる会社かを確認します。

  • 共用部の電気容量
  • 充電器の増設計画
  • 利用者の認証・課金
マンションでの進め方を詳しく見る →
02法人駐車場

社用車・従業員駐車場・来客用

設置台数ではなく、
「いつ、何台充電するか」を決める。

社用車が戻る時間帯と翌日の出庫時刻から、必要な出力を逆算します。デマンドコントロールなど、契約電力を上げずに運用する方法も比較対象です。

  • 車両の稼働時間
  • 今後のEV増車計画
  • 充電実績の管理方法
法人駐車場の設計ポイントを見る →
03戸建て

EV・PHEVをご自宅で充電したい方

戸建ては、分電盤と駐車位置の
写真があれば話が早い。

車種だけでは充電器を選べません。毎日の走行距離と充電に使える時間から、3kWと6kWのどちらが必要かを判断します。

  • 分電盤全体の写真
  • 分電盤から駐車場までの距離
  • 車種と毎日の走行距離
戸建て工事の確認事項を見る →

導入までの流れ

相談から利用開始まで

集合住宅では合意形成の期間が加わります。補助金を使う場合は、申請と着工の順番も施工会社と確認してください。

  1. 1

    設置条件の整理

    建物の種類、駐車台数、利用方法を伺います。

  2. 2

    現地調査

    電気容量、配線経路、設置位置を確認します。

  3. 3

    提案・見積もり

    機器、工事範囲、運用費を分けて比較します。

  4. 4

    合意形成・補助金申請

    総会決議などの必要手続きと申請を進めます。

  5. 5

    設置工事・利用開始

    動作確認と使い方の説明後、利用を開始します。

施工会社の比較基準

施工会社を、
安さだけで並べません。

01

見積もりの明細

機器、材料、電気工事、土木工事が分かれているか。

02

資格と施工範囲

電気工事士が対応し、必要な申請・土木工事まで調整できるか。

03

補助金の支援範囲

対象判定、書類作成、実績報告のどこまでを担うか。

04

工事後の窓口

機器保証と工事保証の違い、故障時の連絡先が明確か。

導入前の読みもの

相談の前に読んでおきたいこと

2026年のEV充電設備補助金。申請前に確認したい4つのこと

読む →

管理組合の総会までに決める、費用負担と電気代の回収方法

読む →

3kWと6kW、自宅に必要な出力は毎日の走行距離から考える

読む →

FAQ

よくある質問

Q充電器の機種が決まっていなくても相談できますか?

はい。まず利用台数、車種、充電できる時間を整理し、必要な出力と運用方法から機種を絞ります。

Q現地調査の前に用意するものはありますか?

分電盤の写真、駐車場までの経路が分かる写真、建物の図面があるとスムーズです。集合住宅では駐車場の区画図も用意します。

Q機械式駐車場にも設置できますか?

設置できるケースはありますが、充電ケーブルの収納、可動部との干渉、車両重量などを個別に確認する必要があります。

Q先に工事してから補助金を申請できますか?

制度ごとに手順が定められています。交付決定前の発注・着工が対象外になる場合があるため、工事契約前に最新の公募要領を確認してください。

設置条件の確認

ご設置予定の条件を
3つ教えてください。

いきなり電話はしません。まず対応可能な施工会社があるかを確認するための条件整理です。

1. 設置場所